みなさん初めまして。
NO BRAINERのオフィシャルサイトでは、香水にまつわること、香りの素材、纏い方などをコラムとして随時アップしていきたいと思います。
今回はブランド第一弾の香りとなるDAWN TILL DUSKのキーとなる素材について。
まずは「ベルガモット」から。
ベルガモットの歴史は古く、諸説ありますが11世紀頃にアラブ人によってヨーロッパに伝わったと言われ、現代にも香水作りには欠かせない素材の1つです。
日本ではあまり馴染みのない柑橘ですが、おそらく多くの方が一番ベルガモットを感じることができるシーンは、アールグレイの紅茶ではないでしょうか。
アールグレイの香りづけに用いられるベルガモットは、アールグレイ特有のキリッとした柑橘の香りを上品に表現しています。
日本では特にベルガモットの香りは好まれやすい素材で、香水としてはトップノートに清涼感を与え、その他の香料とのブレンドには高い汎用性を発揮します。
お店でエッセンシャルオイルを見かけると必ずと言っていいほどベルガモットが置かれているはずなので、見かけた際はぜひ鼻を近づけてみてください。
すっきりとリラックスできるシトラスでありながらも、よくみていくと繊細なフローラル、ラベンダーの様なニュアンスも持っています。
DAWN TILL DUSKの香りで目指したのは、スモーキーなウッディとティーのモダンでジェンダーフリーな香り。
まずはティーとしての相性がいいことは言わずもがな、スモーキーな香りを追求しすぎてしまうとブランドとして大切にしたい「香りをカジュアルに纏う」という部分とかけ離れてしまうことを避けるためにベルガモットは欠かせない存在でした。
DAWN TILL DUSKの香りを素肌にまとった瞬間、オンタイムのスイッチのようにベルガモットが作用します🍋🍃
フレッシュな香りを持つベルガモットはとても儚げで、1分もすればさらに新たな表情を見せてくれるので...
次回の素材もお楽しみに!